一般的な整体・・・
今日は【共有の重要性】というお話です。
治療家の先生であれば、今日の話は重要なのでしっかりと聴いてください。
先日、とある整体院に行ってきました。
知り合いの院でもなく、本当に街中の整体屋さんです。
特に職業も聞かれなかったので、普通にいち患者さんとして施術をしてもらいました。
結果はどうか・・・
「悪くない」
そんな感想です。
上から目線とかではなく、ここからが重要。
はっきり言って、施術自体は十分問題がないレベルでした。
もちろん徒手療法家の我々には、その先生が学んでいる技術があるので○○療法が良くて、○○式がダメなどと言うつもりはありません。
患者さんが良くなるのであれば、手技は何でも良いです。
きっとその先生が習得された施術をしてくれたので、
単なるマッサージではなく、「ちゃんとした整体」をしてくれたのであろうと思います。
それでいて料金は30分3300円。
安い。
その辺のリラクゼーションに行ってもそれくらいします。
それにも関わらず、ちゃんと技術を学んでいる先生の施術が3300円て・・・。
で、結局何が言いたいのかというと、
「共有」が足りない。
これに尽きる。
治療家あるあるとして、
身体を整える施術をするのはわかる。
施術が終わって、
「ひとまず、これで様子を見て下さい」
「調子が悪くなる前にまたいらしてください」
「これで身体は整いましたよ」
じゃねーよ。
その人の身体がどうなっているのかを説明しなさいよ。
これを言うと、
「骨盤が歪んでいますね」
「猫背になっていますね」
「足の長さが違いますね」
これを「説明」と勘違いしている先生が多いですが、それは患者さんに伝わっていないのに気づいていないんですかね?
身体の感覚を通して認識できているのか?
視覚的に認識しているか?
左右差を体感覚で伝えられているのか?
それを共有できているのか?
という事です。
難しい話かもしれませんが、
これができて初めて「付加価値」が生まれます。
高いお金を頂くって、そういう部分の話でもあります。
あなたはちゃんとできていますか?
意識して施術をしていますか?
治すだけが治療ではないですよ。
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