【自分軸を1つ決める】

あなたが学ぶべきは何?

今日は「自分軸を1つ決める」という話です。

 

これを見ている先生は若手治療家が多いので、私が経験してきた実体験も踏まえてお話します。

現在臨床経験10年以上ですが、思ったことをつらつらと。

 

特に若い頃は(今も若いですが)本当に様々なものを学びました。

学んだといっても上辺だけ。。

 

「たった1秒で腰痛が・・・」

「指一本で四十肩が・・・」

そんなテクニックが魅力的にみえる。

治療家である以上これは仕方ないですよね。

 

患者さんを治したい一心で、良さそうな本があれば買ってみたり、セミナーに行ってみたり。

何となく試してみて、効果があったものもあれば、いまいち結果がでないものもたくさん。

もちろん技術不足もあります。

 

ただ、どんなテクニックを学んだにしても、そのテクニックだけを10年続けている先生と、たかだか数時間~数ヶ月学んだ先生では結果に差が出るのは当然のこと。

にもかかわらず、ちょっと勉強して

「あのテクニックはダメだ」

「あれは効かない」

というのは違う気がする。

 

で、世の中にはすごい先生がたくさんいるから、

筋膜の話をしたり、栄養のことを話したり、独自理論を話したりと

オールマイティに知っている物知り先生もいる。

 

でも、正直自分はそこまでできない。

解剖学のことですら対してわかっていないと思っている。

もちろん筋肉の名前や筋膜のつながりはある程度把握している。

が、例えば自律神経がどこを通っていてどんな経路でどんな物質を介して伝達しているかをパッと答えろと言われると自信がない。

迷走神経がどこから出て、何の臓器を支配しているかを全て答えろと言われても答えられない。

それぐらい解剖学ですらわかっていないのが現状だ。

にもかかわらず、ちょこちょこつまみ食いする気持ちには全くならない。

 

まずは解剖学をしっかりと学びたいと思っている。

 

だから、「自分軸は解剖学を深めること」だ。

 

これは人によって変わると思うけど、

何か本当に興味があることで良いと思う。

 

特定のテクニックがあるならそれを1万時間学んでみて欲しい。

きっと何か見えるものがある。

 

そろそろ、いろんなものに目移りするのを辞めて、何か一つに絞って勉強してみるといいとおもう。

 

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正しい「評価」ができると、治療が簡単になります。
テクニックを追い求めるのではなく、原点の「解剖学」を学んでください。

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