【共通言語を持つ】

1つの基準

今日は【共通言語を持つ】というお話です。

 

「共通言語」とはどんなイメージでしょうか?

日本語や英語も共通言語ですし、

関西弁や九州弁などの方言も共通言語です。

 

我々の医学の専門用語も医学界では共通言語になります。

 

要するに特定の人たちにとっては共通認識として通じるという事です。

 

何が言いたいのかというと、

「評価」も同じだということ。

 

 

例えば、筋肉の名称がわかっていたとしても、

「骨盤の右側屈」と言われて、

瞬時に『右の外転筋群の短縮と左の内転筋の短縮』とイメージができる人は、「姿勢評価」の共通言語があるということになります。

ですが、

全くイメージが湧かない場合は、「姿勢評価」の勉強が必要です。

そこがないとスタートラインにも立てません。

「骨盤が右側屈+右回旋+右側方偏位」

これの短縮部位が瞬時にイメージできている方に話す内容と、

「そもそもどんな状態ですか?」という方に話す内容は全く違います。

 

 

勿論、「評価なんてしなくても治せる」という先生もいるかもしれません。

それはそれです。

考え方が違うので、「そういう考え方もあるよね」としか思いません。

自分とは考え方が違うので、良いとか悪いとかそういう問題でもありません。

どちらが正解で、どちらかが不正解でもありません。

 

ロジカルな人間もいれば、感覚的な人間もいます。

 

それだけです。

 

ただ、ロジカルに話をするのであれば、「共通言語」は必要です。

 

もし「姿勢評価」を学びたいと思っているのであれば、まずは基本からです。

最初から応用なんてありません。

 

 

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