理解できなくて良い
今日は【理解させようとしすぎ】というお話です。
先日、勉強会に参加している先生との会話の中で気づいたことがあります。
きっとこれを見ている先生の中にも、こんなことを言われた経験がある方がたくさんいると思います。
治療後に患者さんから、
「他には何かやった方が良いことはありますか?」
「○○のストレッチはどうすれば良いですか?」などなど。
と質問されることありますよね??
要するに患者さん側から、
「もっと知りたい」
と言われるってことです。
一見、患者さんの意識が変わって「知りたい!!」という欲求を引き出しているので良いことのように思います。
では、こう考えるとどうでしょうか?
フレンチを食べに行って、コース料理を注文したとします。
順番に様々な料理が運ばれてきます。
どれも美味しいです。
最後にデザートが運ばれてきて、コースは終了。
お腹も心も満足です。
これが普通ですよね?
でも、物足りず満足していないと、
何か追加で頼みますよね。
要するに「満足していない」という事です。
治療もこれと同じ。
私が初診の治療に入って、
「最後に何か聞いておきたいことありますか?」
と聞くと、
「いや、もう十分です」
「これ以上聴くと、わからなくなるので大丈夫です」
「まずは言われたことをやってみます」
「混乱するのでもう大丈夫です」
と答えられることが良くあります。
頭の中が、患者さんの想像を超えているので正直理解できていない状態です。
患部を触っていないのに症状が良くなっているし、説明も論理的なので納得できています。
でも、正直何が起こっているのか理解できていません。
身体で起こっている変化と頭の中がついて行かないのです。
初診なんてそんなものです。
話そうと思えばいくらでも話せます。
でも、全てを理解してもらおうとなんて思っていません。
治療家に話しても、理解できない内容を一般の方に1回の施術時間の中でお伝えするのは不可能に近いです。
だから、
「理解させようとしていない」というのが正解です。
「理解をさせるのではなく、気づいていただく」
ここに意識を向けています。
でも、治療家の先生方は一生懸命に説明をしたがる。
患者さんの納得がいくまで。
結果的に通院しない。
それじゃその人の為になっていないんですよね。
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