「解剖学」勉強していますか?
今日は解剖学の重要性についてお話をします。
皆さんは解剖学の勉強を日々しているでしょうか?
専門学校時代、国家試験の勉強をしていて解剖学が苦手だった先生は卒業してから「解剖学」の勉強をしていない方ももしかするといるかもしれません。
でも、解剖学って基礎ですよね。
私もそうですが、その基礎が全然わかっていない。
そんな人がきっとかなり多いですよね。
そりゃあ当然、一般の方よりは骨の名前や筋肉・靭帯・関節包・筋の起始・停止・支配神経などは知っているかもしれません。
でも深く学べば学ぶほど、
「何も知らない」ということに気づきます。
コツコツ時間をかけて解剖学を学ぶよりも、
「坐骨神経痛〇〇テクニック」
「1秒で全身がゆるゆるに」
「五十肩が一瞬で改善」
などのインパクトのあるテクニックを学んだ方がかっこいいと思う気持ちもわかります。
テクニックである程度治せて患者さんのお役に立てるのであれば、それはそれで大切だと思います。
でも、そんな簡単な症状だけではありません。
どんなゴッドハンドの先生でも行き詰ることはあります。
ないのであれば、簡単な症状しか診ていないということでしょう。
経験を積めば、そういう経験は少なくなっていくかもしれませんがきっと壁にぶつかることはあります。
そんな時に帰る原点が、「解剖学」や「生理学」なんですよね。
私も、専門学校を卒業してからもずっと解剖学について学んでいます。
そして、これからも学んでいきます。
全然終わらないです。
だから、若い治療家の先生も「解剖学」を嫌いに思わずに、学ぶ習慣を身に付けてください。
コメントを残す