そのリピートトークやめません？

今日は【煽るわけでもなく、ただ淡々と事実を伝える】というお話です。

世の中には「リピートトーク」なるものが溢れています。

共感したり、恐怖感を煽ったり、今だけの特別な提案をしたり・・・。

「人」をちゃんと見ているのだろうか・・・と残念な気持ちになります。

小手先のテクニックではなく、目先の利益ではなく、

相手のことを本気で考えて伝えているのでしょうか。

「このまま放置すると、大変なことになりますよ」
「今治さないともっと悪くなりますよ」
「その為には最低でも１０回はかかります」
「今日ならお得な回数券が・・・」

よく心が痛まずにそんなことを・・・。

リピートをさせることが悪いとか、回数券が悪いとかそういう事を言いたいわけではなく、

目の前の「人」を見ているかっていうことです。

僕が初診の方に言われるセリフって、
「先生は嘘つかなそうだから」
「思ったことをちゃんと伝えてくれそうだから」
「本当の事を言ってくれそうだから」なんですよね。

治療後に変わってもいないのに、

「凄い良くなりましたね」
「だいぶ良いですね」

なんて言わないんです。

そんなに通わなくて良い人に、
「頑張って通いましょう」とか言わないです。

逆に、自分の身体に意識が向いていない人には強くいう事もあります。

「もうちょっと自分の身体のこと考えましょうか」とか、
「自分の身体なんだから責任持って下さいよ」とか平気で言います。

でも、それってその時はどう思われるかわからないですが、少しでも気づくきっかけになればと思って伝えています。

自分が嫌われることなんて何とも思わないんですよね。

そうやって、専門家として感じたことを、相手のことを思った上で言葉にして伝える。

もちろん、当然のように結果は出す。

そんな事をしていれば、勝手にリピートしてくれますよ。

小手先のリピートテクニックなんていらないんですよ。

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