【ゴッドハンドはいらない】

うちの治療院のコンセプト

今日は【ゴッドハンド入らない】というお話です。

 

そもそも、自分で『ゴッドハンドがいる治療院』とか言っている時点で、痛いやつだなと思ってしまうのは僕だけでしょうか・・・。

そんな話はさておき本題に入ります。

 

どれだけの方が知っているかわかりませんが、

当院(姿勢改善サロンRoots)のコンセプトは『自分の身体は自分で治す』です。

 

そこに込められた僕の想いをご紹介します。

 

 

治療家として生きていれば、

「あの先生は凄い!」
「ゴッドハンドだ!」

と言われることに憧れを抱く先生も多いです。

その気持ちはわかります。

周りから、そういう声を言われるのは気持ち良いし嬉しくなります。

 

「自分のテクニックで一発で治した」というのはかっこいいですもんね。

 

 

でも、僕の考えは少し違います。

そもそも、凄いテクニックも持っていません。

『自分の身体は自分で治す』をコンセプトにしている以上、

「治し方」を明確に伝えなければいけません。

しかも「自分で治す方法」をです。

治療家側が治すのではなく、自分で治してもらう為には「明確な原因」と「自分でアプローチができる方法」がわかっていないと治るものも治りません。

 

 

その為には原因を見つける能力を身につける事は必須です。

「評価」や「検査」をして、

「これが原因だから、こういう手順で、このセルフケアをやってもらえたら良くなりますよ」と伝えるのが仕事です。

「教える」ではなく「伝える」です。

 

それを聞いた患者さんが実践をする。

(実践をしてもらう為のコミュニケーションも必要になってきます)

これができると、

患者様自身が自分で治せるようになっていきます。

 

この時に凄いのは誰でしょうか?

「良くなる方法を伝えた治療家」でしょうか?

 

違います。

 

「それを素直に聞き入れて実践した患者さん」です。

心からそう思います。

 

我々はたまたま勉強していたから、知識として知っているだけ。

それを伝えただけです。

ただ、お話をしただけで何もしていません。

やったのは患者さんです。

 

もちろん患者さん側からすると、

「先生が教えてくれたから」
「言われたことをやっただけです」
「自分で治せるなんて凄いです」
「こんなの教えてくれる人いないですよ」

と感謝の言葉を頂くことは多々あります。

 

でも違うんです。

我々治療家はゴッドハンドでも何でもありません。

結局は患者さんが凄いだけです。

 

そんな想いで治療をしているので、

僕はゴッドハンドになれないし、ならなくても良い。

患者さんが良くなって元気になればそれで良いです。

そのお手伝いをしているだけです。

 

どうでしょうか。

そんな想いに共感してくれる先生はいるでしょうか。。。

もしいたらコメント下さいね。

 

 

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