わかりやすい代償動作をどう捉えるか
今日は【臨床動画解説】肩関節の挙上の代償動作というお話です。
たまには、実際の臨床での動画をご覧ください。
この方の主訴は、
左肩の極度のコリ(自覚症状)です。
それを改善したくて来院されたときの初診時の検査映像です。
動画を見てもわかる通り、
頚部右回旋時に、左肩の挙上が見られます。
ただ、本人の自覚はありません。
ご本人の自覚はあくまでも、左回旋時の左側の違和感です。
これだけ視覚的に異常が見られますが、本人の自覚はゼロ。
治療家側が間違いやすいのは、
「左肩が上がっていますね」
と先に言ってしまうことです。
(セミナーでお伝えしている話です)
それはさておき、
わかりやすいですよね。
誰が見てもわかる。
ただ、重要なのはそこから先です。
何故この代償動作が出ているのか?
これを考えて治療をしていく必要があります。
映像を見て考えてみて下さいね。
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