治療家のセルフケアが難しすぎる

今日は【細かすぎるセルフケアをどう伝えるか】というお話です。

「そのセルフケアって本当に効果あるんですか？？」

「それやると何に効きます？」

「それやると身体はどうなって何が改善されますか？」

この質問に明確に答えられるでしょうか？

答えられる先生はこの先は特に読む必要はありません。

「患者さんにセルフケアを伝えているけど、なかなかやってきてもらえない」

「伝えたことはやってきてくれるけど、症状の改善がみられない」

「やり方が特殊だから、続かない」

そんな先生には重要なお話です。

初診時の問診で、こんな質問をします。

「今症状の改善の為に何かセルフケアされていますか？」

「通っていた整体で何か教わりましたか？」

そこで「こんな体操をやっています」と見せて頂くわけですが、

「ありゃ～そりゃ効果ないよね」

「難しいな～」

というのが多いこと多いこと・・・。

「それ続けられるかね・・・」

と思っちゃいます。

「もっと簡単で効果ある方法ないの？」と。

基本的に人間なんて怠惰なんです。

面倒くさいんです。

継続できないんです。

そこを理解して、

1. 「これなら楽にできる」
2. 「即効性がある」
3. 「簡単」

そんなセルフケアをお伝えしない限り、続けてもらえません。

当院では、どんな症状にもかかわらず最初にお話するのは全員同じひとつのセルフケアだけです。

肩こりでも、腰痛でも、膝痛でも、手の痛みでも、首の痛みでもetc

基本的に同じセルフケアです。

でも、結果が出ますし全員やってきます。

この段階を踏まないと、継続は難しいです。

まずは信頼関係の構築が先です。

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