価値の提供

今日は【治療家は高級店に行け】というお話です。

こういう話をすると、

「嫌味な奴だ・・・」

と思う方もいるでしょう。

どうでも良いから、最後まで話を聞けと。

特に自費治療をしている先生には見て欲しい。

日頃から贅沢をしろとか言っているわけではありません。

僕自身、高級店が好きなわけでも、よく行くわけでもありません。

ほとんど外食はしないし、服だってユニクロばかりです。

どちらかと言えばコスパ重視です。

ただ勉強がてらちょっと高いお店に行ったりします。

ここで、

ちょっと考えてみて下さい。

例えば、１００円のおにぎりと、１０００円のおにぎりがあるとします。

「１０００円のおにぎりって高っ！！」

「もったいない！！」

普通だったらそれで終わりでしょう。

高級なお店に行くと、

「牛フィレ肉の○○ソース仕立て」

みたいなわけのわからない用語が並んでいます。

仮に一皿（一人前）で８０００円するとしましょう。

同じものが居酒屋で出てきたとします。

８０００円の価値になるのでしょうか？

きっとならないですよね。

では、この価値はどこからきているのでしょうか？

お店の雰囲気？

落ち着いた空間？

匂い？

サービスの内容？

接客？

エンターテインメント？

価値が高くなる要因はたくさんあります。

その一つに、「説明」があると思います。

「この牛フィレ肉は、○○産のお肉で広大な敷地の中放牧で育てられた牛で、お肉本来のうまみを嚙むごとに感じられます。

付け合わせのお野菜は、有機野菜をフランス産のバターでソテーしてあります。

ソースには・・・」（用語が間違っていたらすみません）

こんな事を言われると、わからないけど凄くこだわっている感がしますよね。

美味しいんだろーなーって感じます。

で、これって治療も同じです。

施術者の自己マンで施術をして終わり。

だと価値が伝わりません。

かと言って、

「当院の技術は、○○式で日本で唯一取り入れている技術になります」という説明をする。

これは違います。

そんなことはどうでも良い。

その患者さんにとってあなたの院はどうなのか？

どこが悪くて、原因は何なのか？

それを改善するためには何をするべきなのか？

その証拠はみせられるのか？

そういった細かい部分の説明が価値を高くするんです。

安いのには理由があるし、高いのには理由があります。

それを体感するために、

とりあえず高級店に行ってみたら？？

誰か一緒に写真のお店い行きません？

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