「タイトル」ヤバいね。
今日は【再現性がない、治せない技術はいりませんか？】というお話です。
「そんなものいらない！」
その一言で片づけられそうですが、最後まで聞いてください。
「再現性が高い技術」
「誰でも簡単にできる」
「難病にもこれだけ」
みたいな謳い文句が横行していますが、ちょっと視点を変えてください。
確かにそんな技術があったらみんな欲しい。
私も欲しいです。
でも、そんな技術があるなら勝手にもっと流行ってるはずですし、
広告なんてかける必要がないと思います。
誰でも簡単にできて、素人にもできて、再現性が高くて、難病にも効果がある。
凄い魅力的。
何でメディアが放っておくんでしょうね？
「利権が絡むから？」
「・・・」
みんな売るのに一生懸命なんです。
私もそうかもしれません・・・。
ただ、私がお伝えしているものはどうかでしょうか・・・。
再現性・・・
「人による」
その人の理解度による。
理解できていれば、結果は出るけど、
評価が間違っていれば結果は出ない。
だから人によるが正解。
誰でも簡単に・・・
「それは無理」
解剖学を理解していて、筋の起始・停止がわかっていたり、筋膜の連続性、解剖学的肢位などの基礎医学がわかっていなければそもそも理解ができない。
逆にそこが頭に入ったうえで身体を見れる先生であれば「簡単」に感じるかもしれません。
要するに、「誰でも簡単にできない」ということです。
難病にも・・・
「治せないものは治せない」
知識不足・技術不足はあるかもしれませんが、
「どんな病気でも治せます」
そんな人いたら神ですよね。
放っておかない。
予約殺到です。
自分の実力を知っている人は、
「ここまでは力になれるけど、これは自分では力になれない」
とはっきり言います。
これはかなり大切。
私の院のコンセプトとして、
「治してもらう（依存）」から「自分で治す（自立）」
というものがあります。
タイトルにある
「治せない技術」
というのは言い方を変えれば、
「治さない技術」です。
「治すのは患者さん自身だということ」
正しく評価をして、その場で結果を出す。
だからここに問題があるから、自分でこういうセルフケアをしていかないといけない。
具体的にはこういうケアを自分でしてもらえれば、今の痛みは改善するということを的確に伝える。
これをするだけです。
これができると、依存しなくなるし、自分で自分の身体を治せるようになる。
そこがゴールだし、その人にとっても自分で治せるならそれが一番良い。
何が言いたいかと言えば、
だからちゃんと評価を学びましょうねってお話です。笑
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