臨床で活かせるアームライン
今日は【アナトミートレイン基礎理解⑤AL】というお話です。
以前のブログを見ていない方はこちらから↓
アームラインは深層と浅層で分かれていて、更に前後で分かれているので、
計4つのラインがあります。
これはアナトミー初心者だと混乱します。
私もそうでした。
でも一度覚えてしまえば、臨床で多用できます。
どう活用するか?
例えば、
美容師さんは仕事柄はさみを持ちます。
基本的に母指の動きが多いですよね。
ということは、母指球筋の緊張が強くなることが考えられます。
すると、母指球筋の短縮によって、上腕二頭筋にストレスがかかります。
上腕二頭筋は烏口突起についているので、烏口突起を前下方に引きます。
要するに肩甲骨の前傾です。
肩甲骨が前傾すると、肩甲骨に付ているいくつかの筋が引き伸ばされますよね。
結果肩こりや背中のコリに繋がるというケースです。
何となくのイメージができますかね?
基礎を理解して、そこから臨床でどう活用できるかを考えながら治療してみてくださいね↓
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