正常可動域頭に入ってる？？

今日は【正常可動域を勉強し直せ】というお話です。

普段からずっと、

「テクニックよりも評価を学べ」

ということを言っています。

何故そんなことを言うかというと、

私自身が悔しい思いをしてきたからです。

テクニックなんて１日や２日で習得できるものではありません。

「再現性１００％」

「一瞬で○○が改善」

そんな甘い言葉にのせられて、テクニックを学んでも結局使い物にならない経験も散々してきました。

テクニックを批判しているわけではありませんが、

その先生の手先だけではなく、立ち方、身体の向き、重心移動、触り方、圧の強さ、ベクトル、思想などそういうのが全て理解できたときに同じように使えるようになるのだと思います。

だから、そんなすぐには無理。

これは何にしても同じですよね。

１回過去問やれば東大に入れるなら、みんな入れます。

だから、テクニックよりも大事なことを学べって事。

その一つが、

「関節可動域の正常値」

学校の授業でやりましたよね。

手首の回内・回外は９０°ですとか。

橈屈は～尺屈は～みたいな。

そんなのがあらゆる関節で決まっています。

最近再度学んでいますが、やっぱり忘れていると部分があるし発見もあります。

でも、「正常がわかるから異常がわかる」わけです。

痛みの局所だけ診るのではなく、

検査は全身やってみてください。

特に、今なかなか改善しない症状の患者さんがいるのであれば全然関係ないところの関節可動域を検査してみてください。

ほとんどの確率で、どこかしらの問題が見つかります。

そこに対してアプローチしてみてください。

どうせ今のアプローチで変わらないんだから、何か変えないとその患者さんに失礼ですよ。

常に勉強してくださいね。

では。

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