【立位姿勢の評価~膝関節編~】

膝関節のチェックポイント

今日は「立位姿勢の評価~膝関節編~」というお話です。

 

前回の【立位姿勢の評価~足部編~】を見ていない方はまずはそちらを見てください。

 

今回は「膝周囲のポイント」についてです。

 

先生によって診るべきポイントは違いますので、いろいろ診て参考にするといいと思います。

 

ですが、ここでお話する最低限の評価ポイントくらいは押さえておいてください。

①脛骨の内外旋

②腓骨の変位の有無

③X・O脚の有無

④反張膝の有無

⑤膝窩の高さ

⑥膝蓋骨の向き

⑦膝関節完全伸展しているか

このあたりを診ていきます。

 

当然それぞれに意味があります。

例えば前回話をした、

外果直下から踵骨間の距離が短い人は反張膝の傾向があったり、

腓骨が上方に変位している場合は大腿二頭筋長頭の短縮があったり、踵骨の回内が見られたり

脛骨が内旋している人は半腱半膜様筋腱の短縮があったりします。

 

何のために評価をしているのか、そこに問題があるとどういうことが言えるのかを頭の中で組み立てます。

 

ひたすらこれを考えて治療をしていると、必然的に臨床力は身につきます。

 

局所で診るのではなく全体で診るようにしてください。


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