立位姿勢の評価をしていますか?
今日は「立位姿勢の評価」についてお話をします。
皆さんは「立位姿勢の評価」はしているでしょうか?
「肩の高さが違う」
「骨盤が歪んでいる」
「猫背がある」
それくらいで終わっているのであれば、「評価」をしていないのと変わりません。
肩の高さはなぜ違うのか?
骨盤がどう歪んでいるのか?
猫背は何によって引き起こされているのか?
もっと先にあるものを考えなければいけません。
例えば、
主訴は慢性的な腰痛。
職業はドライバー
これだけの情報しかなかった場合、どんな仮説が立てられるでしょうか?
ドライバーということは、右足関節の底背屈の動作が多いですよね。
運転時に右足関節が背屈位の時は右の坐骨に体重がかかる。
底屈位の時は左の坐骨に体重がかかります。
足関節の動作と股関節の連動が起こってくるということです。
もちろん人によって状況は違うので、一概にこれが正解ではないかもしれません。
こういった条件のもとで、立位姿勢を評価すると見えてくることがたくさんあります。
ドライバーで右の股関節の制限がありそうだ。
右の足関節の可動域制限があるかも。
そこから派生した上肢への影響はこうかもしれない。
そんなことを、あれこれ考える習慣があると点と点が繋がる瞬間があります。
こうなると、臨床で様々なことがみえてきますよ。
日頃から考える習慣を身に付けてくださいね。
更に細かい情報は次回のセミナーで⇓⇓
次回のセミナーは5月26日(日)です。
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